開 催 要 綱

1. 目的

 戦後 15 年たって、私達は生まれました。「ダッコちゃん」が日本中を席巻していました。世はいざなぎ景気にまっしぐら。一億人中流社会ニッポンの中で、ある程度不自由のない少年少女時代を謳歌してきたことと思います。

 一方、米軍の施政権下におかれ、嘉手納基地の門前町として喧騒、親善、混沌、享楽、矛盾、戦果、世替わり・・・、ドラスティックな環境のなかにもしたたかに繁栄してきたわが街、わがふるさとがありました。先達の背中を追いかけるように、私達はいつの間にやらチャンプラリズム精神※1 を培い、今日まで逞しく生きてきたのです。そして、ついには憧れの「アラ還」と呼ばれる世代にまで清く、しなやかに成長することができました。

 そんなころ、思い出すのは青春時代。テストに照準をあわせ一心不乱に学習した日、教室の片隅で意味もなくだべった日、ただひたすら校庭で真っ黒になった日、恋、汗、涙などすべてがまぶしく輝いたあの日が脳裏をよぎるのです。

 このイベントは、やがては社会の第一線から退くことになる私達が「還暦」の名の下一同につどい、酒などを酌み交わしながら永年培ってきた友情論議に花を咲かすことにより、これまでの歩みを振り返りながらもその足跡を広く社会の財産とし、本市ひいてはわがふるさとの産業・経済・社会福祉の発展に寄与することを目的として開催します。


※1 チャンプラリズム精神

自ら「コザ独立国」大統領を標榜し、チャンプラリズム(曰く、イズム=主義ではなくリズム=音の流れ)を展開した故照屋林助(音楽家・漫談家)の精神論・行動哲学をいう。遊び心あふれる国づくりをめざし、「赤も黒も白も黄色もムル上等!」としたチャンプルー文化のテーゼは、すべてのものを受け入れる受容の心、優しさの精神文化を表したものとして、広くコザ文化圏の人々に愛され親しまれてきた。

2. 主催

還暦とぅしびーすぅじ実行委員会

3. 協賛

対象者の皆さんから名刺協賛を受け付けています。(一口 2,000 円)

・名刺は、後日配布されるアルバムに掲載いたします。

4. 対象者

(1)コザ市立・美里村立小学校の卒業生

(2)沖縄市立中学校の卒業生

(3)上記(1)(2)で、昭和 35 年 4 月 2 日から昭和 36 年 4 月 1 日に生まれたもの

(4)ゲストとして、上記に関係する恩師や部活顧問など

5. 日 時

令和2年5月23日(土)

開場 18:00 開宴 18:30

6. 場 所

7. 会費

8. 連絡先

実行委員会では、便宜上各中学校単位で幹事さんを配置しています。


① チケットはどの幹事さんから購入してもOKです。

② ブログは必要に応じて更新いたしますので適宜ご覧ください。

③ ブログのアドレスをぜひ対象者の皆さまへ「拡散」してください。